2024年4月9日、経済倶楽部様の会合へ伺い、障害者差別解消法について解説させていただきました。
障害者差別解消法の概要と何が差別に当たるのか(差別的取り扱いと合理的配慮の不提供)について、事例を示しながら説明させてもらいました。
悪意や偏見から生まれる差別は自覚しやすいと思います。
しかし、「知らない」「分からない」「気づかない」ことから生まれる差別は無自覚であるがゆえに、合理的配慮の不提供が差別に当たるという事は感覚的に理解しづらい面があるかもしれません。
これから何年もかけて建設的な対話を重ね、合理的配慮と過重な負担についての社会的な合意が形作られていくと良いな、と思います。
栗山由生