~法人理念と「障害福祉における人権」について考えました~
2026年5月23日㈯に法人全体研修を実施しました。
今回の研修テーマは、「法人理念と障害福祉における人権」です。
第1部では、まず法人理念について改めて振り返り、障害福祉サービスの基本となる「障害者総合支援法」の理念についても確認しました。
障害福祉の支援では、利用される方の思いや権利を大切にすることが求められます。しかし、日々の支援の中では、「何を優先すべきか」と悩む場面も少なくありません。
研修では、実際の支援現場で起こりやすい葛藤として、次の4つのテーマを取り上げました。
- 安全の確保と自己決定
(本人の選ぶ権利・挑戦する権利を奪ってはいないだろうか…) - 支援効率と本人主体
(支援の効率と本人らしさのバランス) - 家族の意向と本人の意思
(家族の思いと、本人の希望が異なる時にどう向き合うか) - 集団支援と個別性
(集団の中でも、一人ひとりの希望・特性・選択をどう保障していくか)
その後、理事長と各事業所管理者によるパネルディスカッションを行いました。支援者としての視点だけではなく、事業所運営や組織管理の立場だからこそ感じる悩みや葛藤についても、率直な意見交換が行われました。
話し合いを通して、これらの葛藤が日々起こるからこそ、法人理念に基づき、日々の支援の中で人権を考え続けることが求められるということを改めて共有する機会となりました。
第2部では、法人および各事業所から今年度の事業計画の発表を行い、それぞれの事業所が目指す方向性や取り組みについて共有しました。
今回の研修を通して、職員一人ひとりが法人理念を改めて見つめ直し、日々の支援や業務につなげていく大切さを確認することができました。
今後も、利用される皆さま一人ひとりの思いや権利を大切にしながら、より良い支援につながる取り組みを続けてまいります。
竹中 巨貴




